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無酸処理 焼のり

¥950 税込

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商品説明は、こんぶ土居さんのオンラインストアに記載してあるものを転載しております。

袋を開けると磯のいい香りがします。
パリッとした歯切れの良さと、口の中で溶けて広がる磯の香りが特徴的です。
無酸処理海苔を食べると、自然の恩恵に感謝することの大切さを改めて感じます。
海洋環境の悪化につながる「酸処理」を一切せず、一番摘みの香りよく柔らかい海苔だけを使用しています。

海苔の養殖には2つの方法があります。「支柱式」と「浮き流し式」です。
その両方式のメリットデメリットと、酸処理の問題点について、製品パッケージ背面に記載があります。下記に転載いたします。

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【海苔の酸処理と海の環境】
 海苔の養殖は、遠浅で干満差の大きい海で行われてきました。海に支柱を立て、網を張り海苔を育てます。「支柱式」と呼ばれる方法で、潮が引くと海苔が海中から顔を出し日光や冷たい風に当たり乾燥します。これは、干出(かんしゅつ)と呼ばれます。干出により海苔網に付着した雑海藻が除かれ、乾燥に強い海苔だけが残ることで病気になりにくく、良い品質の海苔を育てることができます。海藻の環境適応の違いを利用した、先人の素晴らしい知恵です。
 しかし支柱式に必要な遠浅で健全な海は少なくなってしまいました。近代化に伴い、干潟や浅場が埋め立てられたり、過度の富栄養化が進んだためです。そこで、昭和40年代に深所でも海苔の育成ができる「浮き流し式」が考案されました。「浮き流し式」により沖合まで養殖域が広がりましたが、本来の生育環境でないため「干出」ができず、雑藻被害や病害が多くなります。その対策として「酸処理」が行われるようになりました。養殖中の海苔網を海から引き上げ、酸性の液にしばらく漬けてから海中に戻す方法が一般的で、現在ではほとんどの海苔養殖で取り入れられています。「酸処理」は行政の指導のもとで行われてはいますが、使用する処理剤の成分や使い方によっては食品としての安全性が懸念され、漁場環境の悪化につながります。また、見かけは黒々と美しい海苔ができますが、本来の味と香りは損なわれがちです。一方、支柱式では、干出中は成長しないため生産効率が落ちますが、海の環境に悪影響を及ぼすことはありませんし、何より海苔本来の美味しさを保つことができます。
 「無酸処理焼のり」をお届けできるのは、美しい海が守られてきたからこそです。これからも「森・川・海」の連環と、健全で持続可能な漁場利用が、将来の美しい環境と豊かな食生活につながることを願っています。(パッケージ表面の版画は、生態系を表現しています)
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一般市販品では、中身が見えるように透明の袋に入れられている製品がほとんとですが、アルミ素材の袋に入れることで光線による劣化を避けています。
アルミ袋には二種類あります。ひとつは「アルミ箔」の層を含む袋、もうひとつは「アルミ蒸着」の袋です。

「アルミ箔の層」はイメージしやすいですが、薄いアルミホイルのようなものが袋素材に挟み込まれているものです。
「アルミ蒸着」は真空中でアルミニウムを加熱蒸発させ、フィルムの表面に凝結させて薄膜を得る方法です。
見た目は似ていても、食品を良い品質で保つ機能には大きな差があります。
違いを確認するために、袋の向こうから携帯電話のLEDライトを当ててみてください。
アルミ蒸着の袋なら、光が透過してきますが、アルミ箔では一切透過しません。

こんぶ土居「無酸処理焼海苔」の袋は、アルミ箔のものですので、光による劣化から海苔を守ります。それと同時に、酸素の透過性も非常に低いので、長期に亘って海苔を良い状態で保ちます。

とても良い袋なので、海苔を使い切った後も、再利用して下さると嬉しいです。
市販のフリーザーバッグなどよりも、断然良い状態で食品を保管できます。
香りの強い食品などには、特におすすめです。
香味野菜やハーブ、コーヒー豆なんかには最適です。

【原材料の詳細】
乾のり(伊勢湾産)

内容量 板のり10枚
保存方法 直射日光、高温多湿を避けて保存
栄養成分(100g当り)
熱量188kcal、たんぱく質41.4g、脂質3.7g、炭水化物44.3g、食塩相当量1.3g

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